(※以前の記事のシリーズ『子犬のギャン鳴き考察』と期間が一部被っています。)
前記事で、ご紹介したアイテムを使って実際にゴン太のしつけの様子を、
順を追って説明していきたいと思います。
まず、最初に我が家の環境なのですが、
①室内飼い。
②基本的に子犬の頃はサークル内生活(寝床とトイレもそこに設置)
③あまり長時間お留守番させることは無い、
という感じです。
この環境というのは皆それぞれお家によって異なるわけですが、
それよりも大事なことは、家族みんなが、
一貫性を持ってワンちゃんに接する、
ということだと思います。
これはトイレのしつけに限った話では無いですね。
一人暮らしで飼っている人も同じです。
まぁ、そうは言っても、思い通りにいかないことなど、
結局イレギュラーなことが多々出てくると思いますので、
その度に家族会議ですね 笑。
さて、ちょっと脱線してしまいましたが、
上記の我が家の環境の中で、どのようにトイレのしつけを行ったのか、
具体的に見てみましょう。
まず、初めに飼い主側が希望したゴールというのが、
いついかなる時も、自分でケージ内に戻ってトイレをさせる。
です。
まずそれにはケージの中で確実に、してもらわなければなりません。
そこで、初めのうちは①ケージの範囲をなるべく広くとらないで、
寝床とトイレだけの限られたスペースで、
成功確率を上げる、ということにしてみました。
こんな感じ。 |
しかしこの方法、
ゴン太には初めからほぼ確実に成功する理由がありました。
彼はペットショップから来た子なのです。
(ペットショップ苦手派な方スルーで)
つまり、それまで2週間くらいいた環境と似ているわけなんですね。
なーんだ、もうトイレのしつけなんてこの子は出来ているようなもんじゃない。
これならケージを広げてあげても問題無さそうだし、
お外に出して遊んであげていても、トイレの場所は認識済な訳だから、
すぐに勝手にケージに戻っておしっこ出来るようになるな。
チョロいぜ!ハハハ
と思いました。
誠に残念なお知らせですが、そんな考えは超甘かったのです。
何が甘かったのか。
今言ったようにケージを広げ、お外に出して遊んであげるようになった途端、
ゴン太はトイレを失敗しまくるようになってしまったのです。
これ、実は特に柴犬の性質をよくご存じの方、
もう理由が分かるのでは無いでしょうか?
そう、
奴らはめっちゃキレイ好き。
なのです。
つまり、ケージを広げ、外に出ていっぱい遊んでもらえるようになった途端、
ゴン太のテリトリーが広がって、
もう寝床のそばでチッコなんてしないかんね!
ということになりました。
また、元々ゴン太はバッチリ掃除された
キレイなトイレトレーの上で寝るのが好きだったため、
余計にケージの中ではしたがらなくなり(前記事の掲載写真参照)、
外に出してくれるまで我慢して待つようになってしまったのです。
(どうしても我慢できないときだけはする)
この柴犬の未成年の主張を私は甘く見て、
そうは言っても、ちゃんと教えればきっと、
こっちの思い通りになるだろう!
と考えていたのがそもそも間違いでした。
その後、約3週間に渡って悪戦苦闘することになるのです。
つづく。
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